第68回 桜花賞 2008年
2008年の桜花賞で単勝1番人気に支持されたのはトールポピー。前年2007年の阪神ジュベナイルフィリーズを制した2歳牝馬チャンピオンだった。前走のチューリップ賞は2着。休養明け初戦としては上々の結果と言えるかもしれない。2番人気はリトルアマポーラ。クイーンカップを制しての参戦だった。3番人気はチューリップ賞3着のオディール。2007年の阪神ジュベナイルフィリーズは4着だった。
しかしこの単勝オッズだが、トールポピーとリトルアマポーラが並んで3.8倍。そしてオディールが4.8倍とファンの信頼を集めているとは言えないオッズだった。そしてそのオッズが示すとおり、レースは大波乱となる。
デヴェロッペ、エイムアットビップ、エアパスカル、ルルパンブルーといった馬たちが先行して始まったこのレース。最後の直線では内外大きく広がっての叩き合いとなった。その叩き合いから抜け出したのは外から伸びたレジネッタだった。単勝12番人気43.4倍の人気薄。そして2着には15番人気のエフティマイア。3着には5番人気のソーマジックで3連単は7,002,920円の高配当となった。
人気どころのトールポピー、リトルアマポーラはレジネッタの更に外からの追い込み。伸びてきてはいるのだが、コースロスがあった上に仕掛けが遅すぎた。リトルアマポーラは5着、トールポピーは8着。中団でレースを進めたオディールは直線で全く伸びずに12着に敗れた。
勝ったレジネッタの鞍上小牧太はこれがG1初制覇。かつては園田・姫路競馬のトップジョッキーだった小牧太も、2004年にJRAに移籍して以降、なかなか大きなタイトルに手が届かずに苦戦していた。そんな苦労が報われた瞬間だったに違いない。ゴールの瞬間の大きなガッツポーズが印象的だった。