• 桜花賞 1987年

第47回 桜花賞 1987年

1987年の桜花賞で単勝1番人気に支持されたのはマックスビューティー。前年の1986年は新馬戦の1勝のみだったが、1987年に入ってからは絶好調。紅梅賞、バイオレットステークス、チューリップ賞と3連勝。勢いに乗って、桜花賞に駒を進めた。2番人気はコーセイ。4歳牝馬特別を制しての桜花賞参戦となった。3番人気はドウカンジョー。前年1986年のラジオたんぱ杯3歳牝馬Sの覇者である。

単勝オッズはマックスビューティーが3.1倍で、コーセイが3.6倍。3番人気のドウカンジョーが6.8倍だから、人気の面ではマックスビューティーとコーセイが一騎討ちという形となった。単枠指定馬はいない。しかしレースは予想外の結果となった。

ナムラマイヒメとカルストンペガサスがレースを引っ張る形で始まったこのレース、マックスビューティーとドウカンジョーはその先行争いの直後4番手、コーセイは中団からレースを進めた。4コーナーから直線へ。脚色が鈍ったナムラマイヒメとカルストンペガサスを、マックスビューティーは馬場の中央から交わして先頭に。ここから後続を一気に突き放したのである。ほぼ同じ位置にいたドウカンジョーも全くついて行くことができない。遅れて追い込んできたコーセイも2番手まで上がるのが精一杯。ゴールの瞬間、勝ったマックスビューティーと2着コーセイとの差は8馬身。1秒3もの差がついていた。マックスビューティーが圧勝の形で桜花賞を制したのである。

その後、マックスビューティーは東京の4歳牝馬特別、そしてオークスを連勝。秋は更に神戸新聞杯、ローズステークスを連勝。この1987年は8連勝を達成した。続くエリザベス女王杯では2着に敗れ、牝馬クラシック3冠達成とはならなかったが、この年の牝馬クラシック戦線の主役となった馬だった。

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