• 桜花賞 2002年

第62回 桜花賞 2002年

2002年の桜花賞単勝1番人気はシャイニンルビー。前走でクイーンカップを制している。2番人気はオースミコスモ。前走のチューリップ賞は2着。前年2001年の阪神ジュベナイルフィリーズでは3着に入っていた。3番人気はサクセスビューティ。前走のフィリーズレビューを勝っての参戦だった。

レースはサクセスビューティがハナに立ち、ヘルスウォールは2番手から。その直後にアローキャリーが続く。オースミコスモはその直後、シャイニンルビーは中団からのレースとなった。

直線に入って、アローキャリーがサクセスビューティ、ヘルスウォールを交わして先頭に。人気のシャイニンルビー、オースミコスモもその差を詰めて上がっていく。しかし先頭に立ったアローキャリーが粘りを見せる。後続の追撃を振り切って先頭でゴールを駆け抜けた。2着に入ったブルーリッジリバーとの差は1馬身1/4。シャイニンルビーは3着、オースミコスモは11着、サクセスビューティは16着にそれぞれ敗れた。

勝ったアローキャリーは道営・ホッカイドウ競馬の出身。道営時代の2001年ににJRA・札幌の2歳500万下を勝つなど、早くから芝コースへの適性の高さは認められていた。JRAに移籍後はその2001年の阪神ジュベナイルフィリーズで2着。この時もハナを切って、最後まで粘り込んでの2着だった。自らのペースで先行した時には実に図太い粘りを見せるのが特徴の馬である。その特徴をフルに発揮しての桜花賞制覇となった。

鞍上の池添謙一はアローキャリーの上で何度もガッツポーズを見せる。池添にとってもこれが嬉しいG1初制覇。涙を流しながらインタビューに答える姿が忘れられない。単勝13番人気の人気薄の馬を勝利に導いたことも含めて、記憶に残る桜花賞となったことだろう。

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